2009年6月15日

ミュンヘンの北西部にレガッタ競技場がある。オリンピックのために作られた長さ2キロの人工の池だ。

昨日と今日は、ここで4人乗りのレガッタ講習に参加。

初心者用のコースだが、ボートをこぐ前に基本フォームからみっちり教える。

たかがボートと思われるかもしれないが、4人が同じリズムで漕がないと進まない。

他の人々のボートが新幹線だとすると、われわれは鈍行列車だ。

4人乗りのボートでは、後ろの3人が、先頭の漕ぎ手にあわせて漕ぐのが基本。これが初心者にはとても難しい。

チームワークを重視する日本人ならば他の人になんとか合わせて漕ごうとするだろうが、ドイツ人の中には他の人の漕ぎ方を批判する人がいる。

こんなところにもメンタリティーの違いが表われる。

ミュンヘンは昨日、今日と気温が25度を超える真夏日なので、緑の中でボートをこぐのは気持ちが良い。

昨日は午前10時から16時まで漕ぎ続けました!おかげで手にまめが三つもできてむけてしまい、ヒリヒリしています。

ただしお昼にはレガッタクラブの人たちが、屋外バーベキュー(グリル)を準備してくれたので、とても楽しいお昼ご飯になりました。

手製のケーキにコーヒーつき。

こういう同好会ではドイツ人は初めからDU(おれ、おまえ)で呼びあいます。年齢などが違っても最初からDUですから面白いですね。それが、こういうクラブ活動のいいところ。

真っ黒に日焼けしました。

スポーツの後の炭酸水の美味しかったこと。

みなさんも是非お試し下さい。ちなみにミュンヘンのこのレガッタ会場では来週から世界選手権が行われるそうで、中国や日本のチームも練習していました。

彼らは水面をすべるように走っていきます。我々とは大違い。